Mac mini PowerPC 1.25GHz + FreeBSD/powerpc 7.1-PRERELEASE #3

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再インストール

とりあえず、OS XのCD-ROMを用いてパーティションを切り、swapを作って、再インストール。FreeBSDでいう、いわゆるスライスを作ることができないし(fdiskが使えない)、スライスにパーティションを作ることはできない。なので、OS Xでroot directoryとは別のスライスを作っておき、swapはその別スライスに作ることになる。

bootの方法は、mini root CDを挿入した状態で、OFWに落ちて、

 ok
0 > boot cd:,\boot\loader hd:3

と入力すれば、通常どおりのbootとなる。single-user modeに落ちることもできる。

で、STABLEにアップデートした。portsからX.Org一式をインストール。driver-intelを外せば、コンパイルは問題なし。

X.Org

Mac miniを含むATI Radeonのグラフィックチップのものは、まだ、依然として簡単に使える状態ではないようだ。しかし、

# sysctl hw.ofwfb.relax_mmap=1

とすることで、少なくともXを起動することはできた。が、Xを終了させると完全にhangする。画面の出力はなくなるし、pingも通らなくなるので、たぶんFreeBSDごと落ちている。おしいなぁ。

これ以外の部分では問題はなさそうに見える。少し箱全体が熱くなるときもあるし、ちょっと全体的に遅い感じもするけど、Xが安全に動けば、実用性はかなり高くなる気がする。