FreeBSD 10.1-RELEASE update trouble

最近、10.1-RELEASEに移行して、updateのトラブルが殆どなかったので甘かったのだが、今日VMware上の10.1-RELEASEをいつもの通りupdateしたら、2つのトラブルが発生。

  1. xorgでのキーボードがjp106にならず英語キーボードとして認識される。halの設定は変えていないのに。
  2. x11-drivers/xf86-input-vmmouseを入れているのだが、入れ忘れたような状態になっている。マウスがVMwareのウインドウから出た場合、次に入るときにゲストのマウスポインタに変わらない。クリックした場合でも、ウインドウから出た場所に戻るので、非常に使いにくい。

ここのところ問題がほぼなかっただけに、ショック。。。

追記:2014/12/28
解決策は、小飼弾さんが示してくれていた。
#FreeBSD + xorg-server-1.14 で vmmouse を復活させる
XSERVER 1.14 UPDATE READY

というわけで、2つの問題は、xorg-serverが1.14になってデバイスの検知がHALからdevdに戻ったため。がんばって、HALに対応してきたのにねー。

やったことは、弾さんが書いてくれたことをもとに、キーボードとマウスの設定を/etc/X11/xorg.conf.d/input.confに書く。

# Xorg -configure
# mv /root/xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf
# mkdir /etc/X11/xorg.conf.d
# cat > /etc/X11/xorg.conf.d/input.conf
Section "InputClass"
        Identifier              "Keyboard Defaults"
        Driver                  "keyboard"
        MatchIsKeyboard         "on"
        Option                  "XkbRules" "xorg"
        Option                  "XkbModel" "jp106"
        Option                  "XkbLayout" "jp"
        Option                  "XkbOptions" "ctrl:nocaps"
EndSection

Section "InputClass"
        Identifier              "Mouse Defaults"
        Driver                  "vmmouse"
        MatchIsPointer          "on"
EndSection
#

これで、このエントリの2つの問題は解決した。

ただ、細かい問題だが、slimのログインの際のuserとpasswordの入力での表示が微妙に変。フォントがあっていないような感じで、2文字目を入力してから表示が始まったり、最後の文字が表示されなかったり、という問題が残った。